カッキーの忘備録

カッキーが日々アンテナにキャッチしたあれこれや思ったことを書いています

デザインなど開発系における「合理的な“見積もり”の算出方法」

開発案件で「見積もり」する場合、今までは「プロジェクト単位」または「クライアントの予算」でおこなうことが多かった。

(「クライアントの予算」を「プロジェクト単位」の見積もりに落とし込むが多い)

 

しかし、オウンドメディアやアーンドメディアのように、当面そこからの売上が見込まれないものの運営を請け負う場合、どのような見積もり方法が妥当なのか?

とアタマを悩ませていたところ、こんな記事を見つけた。

www.fashionsnap.com

 

一般的な見積もり算出方法の弱点を挙げつつ、クライアントおよび開発側双方にとって合理的なのは、

 

そのプロジェクトが与えるインパクトの大きさ
に合わせて見積もりを算出する方法である。

 

という。

具体的な例として、ブランディングに関するプロジェクトを例にとって考えてみよう。とある高級ホテルチェーンのリブランディングの仕事。このプロジェクトの見積もりを出す際には、その影響力を算出してみるのが良い。一つの目安として、そのホテルチェーンの部屋全部が稼働している一晩の売上は:

25,000円 (部屋の平均単価) x 2,000部屋 x 1 = 5千万円

となる。この場合、リブランディングを行う事で、一晩分の全稼働するぐらいの結果を生みだす事ができるのであれば、5千万円の見積もりは妥当だと言える。言い換えるとクライアント側から見て、プロジェクトに費やした費用を取り戻すには、一晩全稼働を実現すれば良いのだ。

 

これが同じようなプロジェクト、同じ業界だったとしても部屋単価1万円、部屋数500の格安の小規模ホテルの仕事の場合、下記のように算出される。

10,000円 (部屋の平均単価) x 500部屋 x 1 = 500万円

このように同類のサービスを提供したとしてもその影響力には10倍の差が生まれ、よって見積額にも10倍の差が出るのはいたってロジカルである。

 

なるほど。だけれども、「 一晩分の全稼働するぐらいの結果を生みだす事ができるのであれば」という、「ぐらいの結果」はどう見積もればいいのだろう?

 

今回はホテル業界に対してのブランディングの仕事を例にとって考えたが、これは業界やサービス内容が変わっても同じく利用できる方法である。同類のサービスであったとしてもそこから生み出されるであろう影響力 = サービス価値の大きさによって見積額も変化させるべきである。

 

他の業界や違うサービス内容のときは、その影響力の算出方法はどのようにすればいいのか?

 

これは一見かなり乱暴で非誠実な方法のように感じられるかもしれないが、クライアント視点から考えると非常にロジカルである。実はこの方法を以前より業界のスタンダードとして適用してる業界がある。フォトグラファーである。

写真の業界での一般的な費用算出方法は、そこに費やされる労力に加えて、撮った写真がどのように利用されるかによってその金額が大きく変化する。Webだけなのか、プリントにも使われるのか、TVや大きな広告キャンペーンにも活用されるかにおいてその費用は何十倍にも膨れ上がる。

 

なんとなくイメージしやすくなってきた。良き方法に思えてきた、けれども、自分の目の前に置かれているケースの場合、どう算出すればいいのか。

算出式も上記で良いのかな?ってことは、仮に 4,500円×100個=450,000円 として先方の原価とかは考えなくてもいいのか?

 

この方法、もうちょっと掘り下げて考えていきたい。

今日はここまでw